夜市 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
選考委員激賞の、第12回日本ホラー小説大賞受賞作
何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した祐司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた。
内容(「BOOK」データベースより)
大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。
王狼たちの戦旗 (下) 〈氷と炎の歌 第2部〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
七王国全土で、血で血を洗う激しい戦が続いていた。民は飢え、貴族たちは兄弟で殺し合い、黒魔術師が暗躍する混沌の時代。運命に翻弄され散り散りになったスターク家の子どもたちも、それぞれの戦いを続けていた。都で残酷な少年王に虐げられている長女サンサ、故郷を目指し仮の姿で旅する次女アリア。“北の王”となって出兵した兄ロブの留守を守るブランにも、予想だにしない敵が迫る。一家の再会を願う母ケイトリンの思いとは裏腹に、運命はますます彼らを引き離してゆく…。一方、“王の手”として都を守るティリオンは、玉座を奪おうと迫るスタンニスの軍勢と対峙するため奇策をめぐらせていた。勝利は次々に、より冷徹な剣と、より冷酷な心の持ち主の手に渡ってゆく。戦と陰謀に彩られた七王国で、壮大な群像劇がさらなる佳境を迎える。
内容(「MARC」データベースより)
民は飢え、貴族たちは兄弟で殺し合い、黒魔術師が暗躍する混沌の時代。運命は、それぞれの戦いを続けるスターク家の子供たちをますます引き離してゆく…。ローカス賞ファンタジイ長篇部門連続受賞のシリーズ第2部。
MORI LOG ACADEMY〈1〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『WEBダ・ヴィンチ』連載の森博嗣のブログ日記「MORI LOG ACADEMY」の文庫化。小学校の学科別にカテゴリィ分けし、HRでは日々の出来事や世事に関する雑感、国語・算数・理科・社会・図工では、各学科に関連した雑学記事を掲載している。メモもとらず、アイデアノートもない森博嗣にとって、日記は唯一の思考の記録。彼の独特な発想やスタンスはあなたの生活に刺激とヒントを与えてくれるに違いない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森 博嗣
1957年愛知県生まれ。某国立大学工学部助教授職の傍ら、1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。受賞作をはじめとする「犀川・萌絵(S&M)シリーズ」で一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
西之園萌絵(にしのそのもえ)にとって、その夜は特別なものになるはずだった。けれどちょっとした心理の綾から、誘拐事件の謎解きをする展開となり……(「いつ入れ替わった?」)。上から読んでも下から読んでも同じ文章になる回文同好会のリリおばさんが、奇妙な殺人事件を解決(「ゲームの国」)など軽やかに飛翔する、短編7作を収録。
内容(「BOOK」データベースより)
西之園萌絵にとって、その夜は特別なものになるはずだった。けれどちょっとした心理の綾から、誘拐事件の謎解きをする展開となり…(「いつ入れ替わった?」)。上から読んでも下から読んでも同じ文章になる回文同好会のリリおばさんが、奇妙な殺人事件を解決(「ゲームの国」)など軽やかに飛翔する、短編7作を収録。
いかしたバンドのいる街で (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
自動車旅行中、小さな、美しい街に迷い込んだ一組の夫婦。だが、「ロックンロール・ヘヴン」という名のついたその街はどこかおかしい。なぜ、住民が皆、見たことのあるような人たちばかりなのか…?ロック&ホラーの傑作として名高い表題作をはじめとする全6篇を収録。鮮烈な描写、後を引く余韻。キング節が冴え渡る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
キング,スティーヴン
1947年、アメリカ、メイン州に生まれる。「IT」「ミザリー」「グリーン・マイル」他、数々の名作を発表、現代最高の物語作家として世界的な声価を誇る巨匠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
時をかける少女 〈新装版〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
君たちのお父さんやお母さんも胸をキュンとさせたあの永遠の名作がアニメ化
君たちと同じ年頃、お父さんは理科室で出会った少女にドキドキし、お母さんも謎めいた同級生の男の子に胸ときめかせたんだ。そして、ラベンダーという言葉が忘れられないものになった。すべてはこの物語が原因でね。
内容(「BOOK」データベースより)
放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている―そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。
分冊文庫版 陰摩羅鬼の瑕(上) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「花嫁が死ぬんですよ、呪いで」謎の洋館「鳥の城」の主、「伯爵」こと由良昂允は、四度も妻を婚礼の夜に失っていた。五人目の花嫁の命を守るべく、探偵・榎木津礼二郎と、小説家・関口巽は、昂允の依頼を受け、白樺湖に向かう。館の住人達の前にして、榎木津はいきなり叫んだ。「おお!そこに人殺しが居る!」。
ダーティペアの大征服―ダーティペア・シリーズ〈6〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ダーティペア・イン・ソード・アンド・ソーサリー!?バーバリアン・エイジは、超人気テーマパーク。最新テクノロジーで、大陸まるごとひとつをヒロイックファンタジーの世界に仕立てあげてしまっているのだ。ところがここに犯罪組織が介入しているとの情報があり、WWWAのトラコン、ユリとケイが潜入捜査に乗り出したのだが…道は険しかった。ロバート・E・ハワードに捧げる、シリーズ初のヒロイックファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
人気テーマパーク「バーバリアン・エイジ」に犯罪組織が介入しているとの噂が。ユリとケイは潜入捜査に乗り出すが…。銀河系最強の美女ふたり、剣と魔法の世界で大暴れ! スーパービジュアル系アクション・スペース・オペラ。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5) (単行本)
Amazon.co.jp
ホグワーツ魔法魔術学校5年目の新学期を目の前にして、15歳のハリー・ポッターは思春期のまっただ中にいる。なにかというとかんしゃくを起こしたり、やつれそうなほどの恋わずらいをしたり、強烈な反抗心でいっぱいになったり。鼻持ちならないダーズリー一家と過ごす夏は、相変わらず腹の立つことばかりで退屈きわまりなく、しかもこの休み中は、マグルでない級友たちと連絡をとる機会がほとんどなかった。ハリーはとりわけ、魔法界からなんの知らせもないことにいらついていた。復活したばかりの邪悪なヴォルデモート卿がいつ襲ってくるかと、気が気ではなかった。ホグワーツに戻れば安心できるのに…でも、本当にそうだろうか? J・K・ローリング著「ハリー・ポッター」シリーズの5作目は、前の年に経験した一連のできごとのあとすっかり自信を失った若い魔法使いハリーにとって、大きな試練となる1年間を描いている。ハリーが3大魔法学校対抗試合でヴォルデモートと痛ましくも勇敢に対決した事件は、どういうわけか、夏のあいだに広まったうわさ話(たいていの場合、うわさ話の大もとは魔法界の新聞「日刊予言者新聞」だ)では、彼をあざ笑い、過小評価するネタになっていた。魔法学校校長のダンブルドア教授までが、ヴォルデモートがよみがえったという恐ろしい真実を公式に認めようとしない魔法省の取り調べを受けることになった。ここで登場するのが、忌まわしいことこのうえない新キャラクター、ドロレス・アンブリッジだ。ヒキガエルを思わせる容姿に、間の抜けた作り笑い(「ヘム、ヘム(hem, hem)」と笑う)が特徴のアンブリッジは、魔法省の上級次官で、空きになっていた闇の魔術に対する防衛術の教授職に就任したのだ。そして、たちまちのうちに魔法学校のうるさいお目付け役となった。ハリーの学校生活は困難になるばかり。5年生は普通魔法使いレベル試験の準備のために、ものすごい科目数をこなさなければならず、グリフィンドールのクィディッチ・チームでは手痛いメンバー変更があり、長い廊下と閉じたドアが出てくる鮮明な夢に悩まされ、稲妻型の傷の痛みはどんどんひどくなり…ハリーがいかに立ち直れるかが、いま厳しく試されているのだ。 『Harry Potter and the Order of the Phoenix』は、シリーズ前4作のどれより、大人への成長物語という意味あいが強い。これまで尊敬していた大人たちも過ちを犯すことを知り、はっきりしているように見えた善悪の境目が突如としてあいまいになるなかで、ハリーは苦しみながら大人になっていく。純粋無垢な少年、『賢者の石』(原題『Harry Potter and Sorcerer's Stone』)のときのような神童はもういない。そこにいるのは、ときにむっつり不機嫌な顔をして、しばしば悩み惑い(とくに女の子について)、いつも自分に疑問を投げかけてばかりいる若者だ。またもや死に直面し、信じられないような予言まで聞かされたハリーは、ホグワーツでの5年目を終えたとき、心身ともに疲れはて、すっかり暗い気分になっているのだ。いっぽうで、読者は本作でたっぷりエネルギーをもらい、このすばらしい魔法物語シリーズの次回作が出るまでの長い時間を、またじりじりしながら待つことになるだろう。(Emilie Coulter, Amazon.co.uk)
--このレビューは、同タイトルのハードカバーのレビューから転載されています。
Synopsis
Dumbledore lowered his hands and surveyed Harry through his half-moon glasses. 'It is time,' he said, 'for me to tell you what I should have told you five years ago, Harry. Please sit down. I am going to tell you everything.' Harry Potter is due to start his fifth year at Hogwarts School of Witchcraft and Wizadry. He is desperate to get back to school and find out why his friends Ron and Hermione have been so secretive all summer. However, what Harry is about to discover in his new year at Hogwarts will turn his whole world upside down...But before he even gets to school, Harry has an unexpected and frightening encounter with two Dementors, has to face a court hearing at the Ministry of Magic and has been escorted on a night-time broomstick ride to the secret headquarters of a mysterious group called 'The Order of the Phoenix'. And that is just the start. A gripping and electrifying novel, full of suspense, secrets, and - of course - magic.
--このテキストは、
ペーパーバック
版に関連付けられています。
ある閉ざされた雪の山荘で (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
1度限りの大トリック!
たった1度の大トリック!劇中の殺人は真実か?
俳優志願の男女7人、殺人劇の恐怖の結末。
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!